春分の日までの三日間

17日(火)
 昼からの会議のため、早めに起床。午前中に面倒な作業を済まそうとするがあまり進まない。残りの原稿を抱えて取材先へ。明日の構成会議に必要な情報を集め、また移動。長い一本道を歩き、春の陽気を感じる。着いた先でパソコンを広げ、原稿の続きを書く。帰社後、担当のページのゲラを校正。作業を続けていると、ものすごく時間がたっていた。資料を作る時間がなくなり、自宅で作るハメに。眠くてしょうがない…。

18日(水)
 日を越した感覚がないまま起床。構成会議で自分担当のネタをプレゼンする。取材した情報を他人に紹介する作業にも、だいぶ慣れてきた気がする。ゲラを見た後、取材先へ。道中、殺人的な眠気に襲われるが、カフェイン入り菓子でしのぐ。残りの原稿を書いていると、広報さんの一人に「顔色、悪いぞ」と言われる。確かに、疲労感を通り越して倦怠感が続いていた。赤信号だと判断して、早めに帰宅。一瞬で寝た。

19日(木)
 疲れはだいぶ取れていた。今日は映画撮影所まで取材。余裕を持って出発しても着かないのは、反対方向の電車に乗っていたからだった。駄目な状況というのは続くもので、その後も電車を乗り違え、まさかの大遅刻。なんとか時間を確保してもらい、無事取材を終えた。常駐している取材先に戻ると、先輩(女)も疲れた顔をして仕事をしていた。「遅刻したこと言おうかな」と思ったけどやめた。その日は二人で会社に帰った。

20日(金)
 知り合いがパソコンテレビを修理に出しに行きたいというので、車を運転する。故障品の状況が分かるまで1時間掛かるため、近くの中華料理店で昼食を取る。パソコンは完全に壊れていた。自宅で「黒部の太陽」をどうしても見たい知り合いのため「古いテレビをどうにかしたい」と言っていた広報さんの家まで集荷に。コーヒーをごちそうになる。作業終了後、実家近くのバーへ。ピアノを聞きながら紅茶を飲んだ。温泉に行きたい。